珈琲すり鉢(珈琲ミル①)
- T.Nakashima
- 2017年10月29日
- 読了時間: 3分
2017.10.29
大好きな珈琲屋さん「吉祥寺珈琲」最近は1ヶ月に1回ぐらいやっている。
営業日を目指して妻と娘と散歩しながらお店に向かう。
ここの珈琲を知ってから豆は他で買えないし、自宅で入れる珈琲が美味しすぎて
最近はやりの珈琲スタンドなどでは、とても珈琲を飲む気がしない。
それぐらい、吉祥寺珈琲のお豆は美味しい!
(仕事中は止む無くコンビニの100円珈琲で我慢・・・)
9月はお豆を受け取りにいくついでに珈琲をいれていただいた。
この日は朝早い時間で他にお客様もなく穏やかな時間でした。
店主の勇造さんが珈琲豆をすり鉢でミルして、珈琲を入れてくれる
流れ作業を眺めながらお喋りしていました。
目に留まったのが「珈琲すり鉢」。なぜすり鉢でミルしているのか尋ねると
「ミルした時の珈琲の断面が違う」
・機械でミル:豆の細胞を破壊してしまう。
・すり鉢でミル:すり鉢で粉状にすると細胞が壊れない。

▲珈琲ミル(すり鉢とすりこぎ)

▲珈琲ミル(美しいすりこぎ)
すり鉢でミルすることで雑味が抑えられ、苦味と甘みと旨みを残し雑味が
一切感じられない珈琲がはいるそうです。
顕微鏡でお豆の断面を見ながら、機械ミル、すり鉢ミルを試しとのことでした。
こんな話を聞いたら、自宅でも珈琲すり鉢でミルして飲みたい!と思い
どこで仕入れ先を尋ねると、またまた話が膨らみ面白かったです。
木工作家と陶芸作家のご夫妻との出会いの話から、鉢とすりこぎを造って
いただいた話など作家さんとの出会いの話を聞き、工芸、民藝と繋がり感激しました。
吉祥寺の「OUTBOUND」で何かがわかるかもと聞いたので早速電話をして見ました。
さらに電話を入れて驚いたのが「10月末にその作家さんの個展がある」
「柏木圭|柏木千繪 展」 ものすごい偶然!
10月28日:個展初日の開店時間にOUTBAUNDに行き3set購入しました!
お店にお二人がいらっしゃいました。とても穏やかそうなお上品なご夫妻でした。
他の方とお話されていたので色々お話はできませんでしたが作家さんにお逢いできて嬉しかったです。
この自宅のホームパーティで早速使って見ました。
まったく雑味がない、深い苦味と甘みとさっぱりとした珈琲を飲むことができました。
機械が無い時代は、珈琲豆を潰し、薬のように煎じて飲んでいたんだろうなと思いながら
雑味が無い珈琲とは、このことを言うのだろうと!と大満足の1日でした!
工房などぜひ訪ねられたらいいなと思います。

▲自宅で初チャレンジ、ミルしているこの時間が最高

▲ガテマラ:フレンチロースト

▲ミル途中もう少し。部屋の中が珈琲の深い香りでいっぱいに

▲もう少しで入れられる。香りがすごい!
<リンク先など>
●柏木工房
Comments